足立由美子のまるごとバインミー

About Banh Mi

バインミーってなに?

ベトナムのバインミー

今や、NYをはじめ、世界中にブームを巻き起こしつつある「バインミー」。
ベトナムのバゲットサンドのことです。

本場フランスや日本のフランスパンとは違い、外はカリカリ、中はふわスカで長さは短めの柔らかタイプのバゲット。
このバゲットに横から切り込みを入れて、さまざまな具材をはさんで食べるベトナムサンドイッチ。
中にはさむのはパテ、ハム、焼き豚、肉でんぶ、卵焼き、チーズなどなど。そこに定番ともいえる大根やにんじんのなます!、細ネギ、パクチー、生の唐辛子が入り、最後に大豆醤油やチリソースを振りかけます。
こんな不思議な組み合わせ、なのに、くせになる美味しさ。

本来、「バインミー」とはベトナム語でパンの総称です。
19世紀の初めにフランス軍とともに小麦粉とパンの作り方がベトナムに持ち込まれ、植民地時代を経て、パンを食べる文化が浸透し、そしてこのような独自の食べ方が確立されていったようです。

中にはさむものによって、例えばパテをはさんだサンドイッチは「バインミー・パテ」、肉をはさんだものは「バインミー・ティッ」というようにバイン・ミーの後ろに具材の名前をつけるのが正式な言い方。

ベトナムでは北から南までほとんどの地方でバインミーが食べられていて、街を歩くと、あちこちで目にするバイン・ミーの屋台。
注文するとパンを炭火のオーブンで温めて、具材をはさんでくれます。

ベトナムに出かける時にはもちろん、今は日本でも食べられるお店があるのでチャンスがあったらぜひ試してみてくださいね。

Maimai

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